七尾市 修理実績 BMW 3シリーズ オイル漏れ 七尾 アウトバーン

それは1本の電話から始まりました。
「はい!大丈夫ですよ!いつご来店されますか?」
「んじゃ明日持っていくわ~、ついでにタイヤ交換もしてもらえっけ?」
「わかりました!」
と、何気なく会話を交わし、ご来店頂く事に。
「来る途中、何か音やチェックランプの点灯しませんでしたか?」
「走って来れると思って普通に走ってたらついさっきその辺でいきなり赤色のオイルのマークになって、ガラガラとすごい音が出てびっくりしたわ~^^;」
皆さんご存知の通り、黄色のオイルチェックランプは、Egオイルがエンジン内で自然消費した事による追加給油を促すもの
しかし赤色のオイルチェックランプは…
サービススタッフと顔を見合わせ、
「これはヤバいかもしれない。」というくらいの状況でした。走ってきている道路には目に見えるくらいオイルが漏れている跡がついてました
マフラーから大量の白煙と異臭を放ちながら走るその3シリーズを見ると
…正直もうエンジンがダメかもしれない
そう思いました(-_-;)
さてここからは弊社の優秀なサービススタッフの出番です。
エンジンオイル漏れの点検はまず車体を徹底的に綺麗にしないと特定が出来ません。
ブレーキクリーナーなどを用いてオイルで汚れてしまったエンジンルーム内、アンダーカバーなど、あらゆる箇所を清掃します。
そうすると、驚きの結果が!
サービススタッフも悩んだ事でしょう…
よく考えられるのが、エンジン下部のオイルパン、そうでなければヘッドカバーガスケットなど、定番の箇所を点検するも、そこからの漏れは無し。
「どこからだ…」と車とにらめっこしながら早1時間…。
「あった!ここだ!でもなぜこんな所から?」
それは、タイミングチェーンテンショナーが止まっているボルトから、緩みが原因でエンジン内部のオイルの圧力で噴き出してました。
「過去にもシトロエンで同じ症例があったけれど、まさかBMWでもこんな事が起こるとは。」
と、驚きの様子でした。
結論から言えば、なぜ緩んでしまったかの特定はできませんでした。滅多に触る部分でも無し、ここ1年以上何のトラブルもなく乗っていたお車だっただけに、スタッフもお客様もびっくりでした。
トラブルに「たら・れば」はありませんが、1年点検の重要性を感じました。
以前別のお客様でも、たまたま点検に入庫したタイミングで、ホイールボルトが緩んでて、びっくりしたという事があります。
普段から、お車を点検していると、高額修理になる前に抑えられる事もあります。
今回は、エンジン内部からガラガラと異音もあったので、エンジン内部を保護するワコーズのスーパーフォアビークルを投入し、少し固めのエンジンオイルを給油することで、その後ロードテストを重ねましたが、オイル漏れも止まり、エンジン内部のガラガラという異音も出ませんでした。
これでも異音が発生したり、エンジン不調が出るようなら、エンジンの載せ替えも必要かもしれないという事をお客様にご理解頂き、今回はこの金額でお客様にお車を納車させて頂きました。
エンジン載せ替えなら軽自動車1台買えるくらいの金額になるところ、4万弱で終わったのでお客様にも喜んでいただけました。今後ともよろしくお願い致します。
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